セラピスト向け

【禁忌】Alb(アルブミン)の異常値でリハビリが確認すべきこと【中止基準】

こんにちは。
理学療法士の齋藤です。

血液データの正常値・異常値や原因などは調べてわかるけど、リハビリの時に何を気をつければいいかわからない!!
そういうこと結構ありますよね。

したがって、今回は血液データの中から「Alb(アルブミン)」の異常値で、リハビリの中止基準や禁忌があるのか、他に訓練中に気をつけることなどをまとめて行きます。

Alb(アルブミン)とは

Albは血液中の総蛋白量の約6割をしめる重要な蛋白です。

アルブミンは肝臓で生成され、主に栄養状態の指標となります。

Albの基準値は
4.1-5.1g/dL
の範囲になり、3.5以下で「低栄養状態」となります。

Albの数値が3.6g/dL以上かつBMIが22以上で積極的なリハビリを行える基準となります。

低栄養状態での禁忌や注意点

Albが低値の場合は、何らかの理由で食事摂取量が減っている状態です。
また肝硬変など、肝臓の病変でも低値を示すことがあります。

では、リハビリが禁忌となる場合はあるのでしょうか。

Albの低値が原因でリハビリが禁忌になる場合はありません。

しかし、注意すべきことは多々あります。

まず低栄養状態では、浮腫や皮膚弾力性の低下、皮下脂肪や筋肉量の低下により褥瘡が発生するリスクがあります。
したがって、リハビリ前に必ずスキンチェックをするようにしましょう。

さらに、低栄養状態では筋力トレーニングの効果も出ずらく、負荷をかけすぎると逆に筋肉量を低下させてしまう可能性があるので注意が必要です。

Alb値が低下している場合は、GNRI(栄養関連指標)などの評価も実施しながら、栄養士等の他職種と連携して対応することが重要となります。

まとめ

今回はAlbとリハビリでの注意点をまとめさせていただきました。

・Albは栄養の指標

・リハビリが禁忌になることはないが、褥瘡や筋力トレーニングの負荷量などに気をつける。

・栄養士を中心とした他職種連携が重要となる。

Albは身体に炎症が起こっている場合でも、低下することがあります。

したがって栄養状態だけでなく、炎症性疾患が隠れていないかも確認することが必要となります。

では本日は以上になります。

また別の記事で、、、